
Ericsson and Taiwan's FET Successfully Test 5G-Advanced Preferred Connectivity Technology
Ericsson of Sweden and Far EasTone Telecommunications (FET), a leading Taiwanese telecommunications company, successfully demonstrated on February 13, 2015, a preferred connectivity technology that leverages 5G Advanced network capabilities and network APIs...
2025/03/07
Posted on 2025/03/07
スウェーデンのエリクソンと台湾通信大手のFar EasTone Telecommunications(FET)は2015年2月13日、5G Advancedのネットワーク機能およびネットワークAPIを活用した優先接続技術のデモに成功したことを発表した。2024年12月31日に台北ドームで開催された4万人規模のコンサートで実施たもの。この技術は、同通信事業者の新たな収益源となることが期待されており、MWC 2025の中で紹介される見込みだ。
このデモでは、コンサートの参加者に接続品質を向上させるパッケージをオンデマンドで購入可能にした。従来のベストエフォート型のサービスでは、大規模なイベントなど混雑した通信環境で個々のユーザーに対して接続品質を保証することはできなかった。一方、新たな技術では優先的な接続の提供を実現。購入者はベストエフォート型の接続と比較して上りで130%、下りで198%向上した通信速度を得ることができた。
このようなプレミアムな優先接続には一定の需要がある。エリクソンのグローバル調査によれば、5Gスマートフォンユーザーの35%が重要アプリケーションをサポートするための差別化された接続に追加料金を支払う意向を示したという。
FETのChee Ching社長は「エリクソンとFar EasToneは、長年にわたってモバイルユーザーの体験向上と5Gイノベーションの推進に取り組んできた」とし、「エリクソンの先進的5G-Advanced技術により、大規模イベントのような高需要シナリオで、ユーザーの低遅延や高効率、セキュリティ、柔軟性の要求に応え、プレミアムな体験を提供できる」とコメントしている。