
ノキアとサウジアラビアのZain KSA、クラウドRANおよびAI RANを活用した5Gソリューション開発に関する覚書を締結
サウジアラビア通信事業者のZain KSAとフィンランドのノキアは2025年2月11日、クラウドRANおよびAI RANを活用した5G/5G-Advancedソリューションの開発に関する覚書(MoU)の締結を発表した。オープン・ワイヤレス・...
2025/03/04
Posted on 2025/03/04
サウジアラビア通信事業者のZain KSAとフィンランドのノキアは2025年2月11日、クラウドRANおよびAI RANを活用した5G/5G-Advancedソリューションの開発に関する覚書(MoU)の締結を発表した。オープン・ワイヤレス・ネットワークへの需要の高まりに対応する将来に備えたインフラの構築や、サウジアラビアの通信分野におけるDXの加速が狙いだ。
両社は最近、サウジアラビア初の5G-AdvancedクラウドRANソリューションのライブトライアルも成功させている。今回の合意により、Zain KSAはクラウドRANを利用し、信頼性とパフォーマンスを向上させた柔軟かつスケーラブルなネットワークインフラを提供する。また、AI RANは高度な自動化やリアルタイム分析を可能にし、ユーザーエクスペリエンスや運用効率を向上させるほか、6GやIoT、AIなどの次世代技術の重要なイネーブラーの役割を果たす。
Zain KSAのMohammad Abdulaziz AlNujaidi CTOはこのパートナーシップについて「最新のクラウドおよびAI技術を活用し、俊敏性を高めたインテリジェントなネットワークを構築するための戦略的ステップです」とし、「これにより、将来のイノベーションのための基盤を築き、国全体でDXを推進し続けることができます」とコメントしている。