エリクソン、世界的ヨットレース「SailGP」にプライベート5Gを提供
エリクソンは先ごろ、国際ヨットレース「SailGP」の2025年シーズンのグローバルテクノロジーサプライヤーに選ばれたことを発表した。同社のプライベート5GインフラをSailGPのレース運営およびファン体験の向上に役立てる。...
2025/02/21
Posted on 2025/02/21
エリクソンは先ごろ、国際ヨットレース「SailGP」の2025年シーズンのグローバルテクノロジーサプライヤーに選ばれたことを発表した。同社のプライベート5GインフラをSailGPのレース運営およびファン体験の向上に役立てる。
SailGPは、2019年に発足したヨットレースの国別対抗戦。各チームは、4Kビデオカメラやセンサー、その他の最新技術を搭載し、最高時速100kmに達する双胴船「F50」を使用し、世界各国の会場で競い合う。
エリクソンでは、このレースに同社のプライベート5GソリューションとCradlepointエッジルーターを提供する。エッジルーターは各国のF50の主翼に搭載され、プライベート5G網を介してIoTや映像データ、競合艇からの重要な通信など、1日あたり530億以上のデータポイントを処理する。
エリクソンのエンタープライズ・ワイヤレス・ソリューション事業のエンタープライズ5G責任者を務めるManish Tiwari氏は「両者の協力は、リアルタイムな意思決定のためのレースに不可欠な技術や、レース分析による最高のファン体験など、幅広いユースケースをサポートする当社のコネクティビティ製品の革新性を証明する」とコメントしている。
