アップルの自社製5Gモデム、第2世代でミリ波に対応か(Bloomberg報道)
アップルが開発中とされる独自の5Gモデムについては、初代モデルがミリ波非対応となるという話は既報の通りだが、その第2世代のモデルがミリ波に対応する見込みという情報筋の話をBloombergが報道している。アップルの内部事情に詳しいMark ...
2025/01/07
Posted on 2025/01/07
アップルが開発中とされる独自の5Gモデムについては、初代モデルがミリ波非対応となるという話は既報の通りだが、その第2世代のモデルがミリ波に対応する見込みという情報筋の話をBloombergが報道している。アップルの内部事情に詳しいMark Gurman氏の記事で、複数の媒体が信頼性の高い情報として取り上げている。
これらの報道によれば、アップルは2026年~2027年にリリース予定の「iPhone 18」シリーズや「iPad Pro」の最新モデルに第2世代の自社製5Gモデムを搭載する見込みとのこと。このモデムはミリ波への対応のほか、最大6Gbpsのダウンロード速度、Sub6 5Gでの6キャリアアグリゲーション、ミリ波使用時の8キャリアアグリゲーションなどをサポートする予定だという。
また、Gurman氏はアップルが2027年には第3世代の自社製5Gモデムをリリースすると予想。同社はこのモデムに関して、パフォーマンスやAI機能の面でクアルコム製モデムを上回ることを目指しているほか、iPhoneのAシリーズチップとの統合も検討しているという。
アップルの5Gモデムについてはこれまで、2025年に発売される「iPhone SE(第4世代)」および超薄型の「iPhone 17 Slim/Air(仮称)」に初代モデルが搭載されるとの話が報じられていた。