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SKテレコム、AIと通信を融合した6Gの進化の方向性を提示

韓国通信最大手のSKテレコムは2024年10月15日、AI時代における6G技術に関するホワイトペーパー「SK Telecom 6G White Paper: View on Future AI Telco Infrastructure」をリ...

2024/11/05

Posted on 2024/11/05

韓国通信最大手のSKテレコムは2024年10月15日、AI時代における6G技術に関するホワイトペーパー「SK Telecom 6G White Paper: View on Future AI Telco Infrastructure」をリリースした。この中で、AIと通信の融合をベースにした無線/有線インフラの進化の方向性を示している。

今回の報告書は、同社が2023年に発表した6Gに関するホワイトペーパーをベースにしたもの。昨年の報告書では、6G標準化に必要な主要要件や技術動向、候補周波数帯などの分析が提供されていた。

同社は今回の報告書で、6Gインフラの進化において「クラウドネイティブ」、「グリーンネイティブ」、「AIネイティブ」の3要素が中核を担うと定め、国際電気通信連合(ITU)の6Gフレームワーク勧告(IMT-2030)で強調されたユビキタスインテリジェンスに基づく6Gインフラの進化の可能性を提示。また、通信ネットワークインフラとAIを組み合わせ、リアルタイムのデータ処理とAIサービスを同時に提供する「Telco Edge AI」インフラのコンセプトにも焦点を当てている。

SKテレコムのバイスプレジデントおよびインフラ技術室長を務めるYu Takki氏は「このホワイトペーパーを通じて、Telco Edge AIに基づく次世代インフラ進化の方向性を示し、関連エコシステムの拡大を模索することを目指している」とコメントしている。

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