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サムスンとNTTドコモ、6G向けのAI技術研究で協力

サムスン電子は2024年10月1日、次世代移動通信技術のためのAIの応用に関する共同研究でNTTドコモと協力していることを発表した...

2024/10/17

Posted on 2024/10/17

サムスン電子は2024年10月1日、次世代移動通信技術のためのAIの応用に関する共同研究でNTTドコモと協力していることを発表した。

このパートナーシップは同年8月にスタートし、両社の豊富な技術ノウハウやビジネス知識を活用し、通信分野におけるAI研究の加速を目指すもの。また、ネットワーク品質を向上させるだけでなく、市場が6G時代に移行するための基盤を確立するという。

両社によれば、この共同研究は顧客にとってのサービス品質とプロバイダーにとってのネットワーク運用効率を向上させるためのAI技術にフォーカスするとのこと。具体的には、顧客がセル(通信可能範囲)境界に挟まれたエリアや電波の弱いエリアに入った場合でも、途切れることなくコンテンツをストリーミング可能にするための通信品質の最適化技術が一例に挙げられている。

NTTドコモの佐藤隆明副社長は、「この技術協力は、通信業界におけるAIを活用したイノベーションを加速させ、6Gなどの将来の通信に関する共通のビジョンを実現するもの」とし、サムスン電子のKyungwhoon Cheun CTOはこの共同研究について「通信システムのAI技術開発において不可欠な役割を果たすだろう」とコメントしている。

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