韓国KTとノキア、将来の6G技術に関する研究開発で協力
韓国通信大手のKTは5月8日、フィンランドのノキアと6G研究のために提携することを発表した。...
2024/05/20
Posted on 2024/05/20
韓国通信大手のKTは5月8日、フィンランドのノキアと6G研究のために提携することを発表した。
今回の提携により、両社は6Gモバイル通信のための先進的なOpen RAN技術と、6Gの候補周波数帯を利用した超広帯域無線アクセス技術の開発で協力する。また、6Gを通じて提供可能な将来のサービス発見やインフラの革新にも注力し、6G時代に向けた準備を進める。
KTは「ノキアとの協力により、6Gモバイル通信の標準化と商業化において世界的なリーダーシップを確保できる」とし、同社のネットワーク研究センター長を務めるLee Jong-sik氏は「このパートナーシップにより、次世代クラウドとAIに直結する通信技術の開発をリードしていきたい」とコメントしている。
韓国では2023年11月、科学技術情報通信部が将来の6Gネットワークに関する4,404億ウォン(約500億円)規模の研究開発計画を発表。同計画には、無線通信、モバイル・コアネットワーク、6G有線ネットワーク、6Gシステム、6Gの標準化に関連する技術の開発が含まれる。